お弁当・アニメーション作家。

「食べる人も作る人も元気になるお弁当」を提案しつづけてはや１５年。たくさんのみなさんに私のお弁当を楽しんでいただいてきました。私がお弁当に描くのは、私の頭の中で動き続けている物語世界。お弁当はその一場面をスチル写真のように切り取ったものなのです。

物語の一場面ではなく、全体を皆さんにお伝えする方法はないものかと考えていた時、アニメーションという手法に出会いました。独学での試行錯誤ののち、東京藝術大学大学院で本格的に取り組み、現在に至ります。

私のアニメーションは、お弁当で表現してきた物語世界の映画版なので、シズル感をとても大切にしたいと思っています。